水曜日のダウンタウンがやらかした。

お久しぶりです。

 

今とんでもない番組を見てしまったため急いで思ったことをまとめようと思った次第です。

 

簡単に言うとクロちゃんという人間が私刑による死刑みたいな処刑で見世物小屋にぶち込まれたって話。

 

水曜日のダウンタウンの中で進行していたクロちゃんとの恋愛シェアハウス企画、「モンスターハウス」(テラスハウス的な)でいろいろとやらかした(?)クロちゃん。

モンスターハウスは解散になりクロちゃんは最後に蘭さんに告白しますがオンエアまで返事を伸ばすとして録画のVTRオンエア後生放送で再度公開告白が行われました。裏での行動がバレてしまったクロちゃんはあえなく撃沈、番組による罰ゲームが執行されることになりました。

 

そもそもそう言う企画だったか?ということで構造的にはなんの罰ゲーム??ってなりそうな展開で始まった罰ゲームの内容は

 

データ放送を利用したクロちゃんを許せるか許せないかを問う国民投票を行い、「クロちゃんを許せない」とした票の割合に応じた時間、豊島園の特設檻の中に収監される

 

と言うもの。

 

結果総票数280万弱の投票が行われ画面を突き抜けるほどの赤票(許せない票)が投じられ95%の割合で許せないとなったためほぼ丸一日クロちゃんは収監されることになった。

 

こうしている今も寒空の下、彼は檻の中で閉じ込められている。

 

檻のシステムは非常にシンプルでいわば動物園と同じかそれ以下の構造。

 

トイレも晒されており、用をたす下半身は上手いこと見えなくなっているらしいがそれさえ怪しい低い塀で仕切られただけの洋式便座。

 

食事はまるで池に飼われた鯉のエサのように、豊島園を訪れた客が金を出しそこで売られているバナナ等の食料品を買いそれをクロちゃんに与えると言うシステムでそれ以外の食事は不可能らしい。

 

現在オールナイトで解放されている豊島園は入場無料で収監された哀れな男の姿を気軽に見にいけるようになっている。

 

この罰のシステムとして巧みな部分は国民がこの私刑の協力者(共犯者)になると言うところだ。

人々が望むことをテレビがやった。それがたとえ著しくある人物の人権を侵害していようとも。

もしそれが正しくないのならクロちゃんを許してみろと。

法律、倫理、道徳、大衆心理、復讐、排斥。

まさに平成最後の大問題作の誕生である。

 

個人的に思うことは、この企画がめちゃくちゃ面白いってこと。

私も赤に投票したので彼が収監されている姿を見たいと思った人間の1人。

 

この企画モンスターハウスにおいて見事なまでの怪物っぷりを披露したクロちゃんですが果たして彼のことを笑っていられますか?

 

孤独や、執着、人の心の中の生々しい部分をひた隠して、自らの穢れを忘れて笑っていませんか?

 

そういう感情を思い出させつつ、それが浮き彫りになった怪物を投獄する。

そう言う部分も一緒に二度と出てこられないように鍵をかけますか?

 

なんてね。

やり遂げました。Black Out

アップデートが近づいているblack outですが私なんと…レズノフの解放に成功しました!!

 

最難関と言われるキャラクターミッションクリアに取れた瞬間は頭がおかしくなってしまいました。

 

レズノフを目指している方の参考になるかはわかりませんが一応200mキルの状況と最終的な順位確定の様子をかいておこうと思います。

 

ルールはQuads、200mキルは最終収縮の3つ前くらいで3スコOutlawにて単身の敵に二発ぶち込んで終わりました。

やっぱり現環境はアウトローなのか…

その時点で味方は全員ダウンしていて残り10人ほど。アウトランダーの効果時間もあり最終範囲が建設現場北のかなり開けたところだったので潰し合う交戦が起こることを信じて残る体力と回復を範囲外にかけたところ2位にチェックがつきました。

 

特筆する点はやはり武器でしょうか。

スコープは3倍でも十分狙える距離だと思います。

皆さんも頑張ってください!

初アレP.4 ネクライトーキー「ONE」

第四弾はネクライトーキーの新作!

主な作曲に携わっている朝日さんはボカロP石風呂でしってそれからずっと追いかけている作曲家の一人でネクライトーキーというもっささんをボーカルに据えたバンドの体形は個人的には朝日さんにぴったりだと思っていたので期待値大!

 

Track.1 レイニーレイニー

二分間ほどの曲で、アルバムのロケットスタートを切るノリノリな一曲。モラトリアムな雰囲気な下らない現実への反抗を無根拠な自信満々で歌っている。ある種中二病的な社会観をドストレートな言葉で歌い上げていて臭すぎずでもバカバカしすぎない絶妙なバランス。

 

T.2 こんがらがった!

ネクライトーキー節満載な曲。冴えない日常に寄り添いながら哀愁も漂う個人的にはラブソングとして聞きたい一曲。頑張って頑張って、でも結局冷めてしまった情熱が燻ってそれの暖かさみたいなものが内から湧いてくる。サビはシラブルを多用して歌いたくなる感じ、Dメロがおしゃれでハッとする。ほんの一節だけど「人がよく死ぬ街で」のワンフレーズを入れたのはGJ過ぎる。

 

T.3 めちゃかわいいうた

かわいい…?ゴリゴリ攻撃的なサウンドで展開されるめちゃかわいいうたはふっきれて自分を奮い立たせるのにばっちりで、価値も意味もない歌詞が背筋に染みわたる空元気な一曲。

 

T.4 タイフー!

ライブ映えしそうな一曲。ワンコーラス聴くとコミカルな印象を受けるが歌詞もだんだんといいことを言い始め聞き進めるごとにかっこよくなる。それを狙ってやっていそうですげえ。

 

T.5 許せ!服部

忍者的な歌詞で服部に許しを請い続ける曲。金は返した方がいいと思う。たぶん耳に残ってたまに聞きたくなるような曲になると思う。繰り返しが多くのりやすい曲でもある。

 

T.6 オシャレ大作戦

ネクライトーキーの代表曲となった曲。まさに石風呂節、朝日節という感じ。身近な都市から宇宙に飛躍していくことで自分や取り巻く現実をちっぽけに見せて、こんな現実どうにでもなれ!どうせならやりたいようにやってやる!って感じに鼓舞してくれるこのつくりはもう朝日さんのものという感じ。鬼のようなキャッチ―さ、笑えるけど泣ける歌詞、代表曲として文句なし。

 

T.7 がっかりされたくないな

ちょっと洋楽ぽいアコギサウンドをフィーチャーした曲。緻密なフレーズを重ねていって気持ちいい音の世界を構築していてバンドの底力を見せつけていく折り返し。ただ無駄な高級感みたいなのは省いて親しみやすいのはリズムや温かみのあるフレーズからだろうか。繊細過ぎてしまった心で傷つきながらでもいろいろ強いられて自分に強いてしまっている人の隣で私もそうだよと歌ってくれる。なんかバッドエンドも感じられてしまって曲終わりに少し寂しさもある。

 

T.8 だけじゃないBABY

前の曲の人を救済していく。7曲目がああやって終わったのはこの曲のためだったのかもしれないと思うとこのアルバムは結構すごいぞ…。繊細過ぎて、潔癖すぎて、身動きが取れなくなっただれかのために世界を終わらせてあげるような曲に感じる。あけすけに陽気な局長で終始この曲はすすみ、メロに複雑なブレはあれどほとんど一定のラインの上を外れないように歌われていく。「現実を見ろ、少しは汚れろ」そんな風にきつめにいうけどそんな曲調も相まって、「ああ、そんな怯えることはなかったんだ。」と元気になれる一曲。というか誰かを元気づけたいというネクライトーキーの優しさや地震が作る音楽へ見出している価値がよくわかる一曲。

 

T.9 ゆうな

ボーカルもっささん作詞作曲の曲。雰囲気も変わって弾き語り配信してる女子とか好きそうな感じ。美メロな展開もサビの盛り上がりもちゃんとツボを押さえていて良き。女子視点で歌われる素朴で切ないラブソングは確かにもっささんが書いて歌うことに意味があるんだろうな。些細なすれ違いから綻んでしまった二人の関係を顧みて、「思い返せば彼はいいひとだったな、あの人のおかげで成長できたな、私は彼に何かしてあげられたかな、もらってばかりだったな、でも彼への想いは冷めてしまったな。」という感じで歌われているように自分には感じ取れて男の自分にとっては若干辛いものがある…。

 

T.10 遠吠えのサンセット

サビで加速するテンポがかっこいい一曲。夕暮れをバックに寂しくて青臭い哀愁にまみれて、諦めて開き直ってでも泣かせてくれ!でも君だけは守りたいってすごい人間臭くてかっこ悪くてかっこいい。幸せになりてえな。

 

T.11 明日にだって

燻る衝動に火を点けてを叫びあげるハイテンポな曲。ピアノやチップチューンぽいサウンドを推しているのも特徴か。歌メロは愚直で叫ぶのに持ってこい。

 

T.12 夏の雷鳴

アコギの撥ねるような伴奏に素朴なボーカルを乗せて、涼しい夏の雨と雷のセンチメンタルを仄めかしながら素直じゃない言葉を吐いて、些細な願い事を呟くように歌う。ノリノリな曲やエモーショナルな曲も多い中それを締めくくるのにもってこいなしっとりと控えめででも耳なじみの良い普通にいい曲。

 

総評

 

点数:83点

 

全体的に一貫したメッセージ性があり独特のサウンドや歌詞の世界観を構築できていてネクライトーキーにしか作れない音楽であり、音楽シーンに足りていない、でも必要とされている曲たちを生み出していった意欲作。キャッチ―でポップな色ものバンドみたいな第一印象を持たれがちだがファッション的に音楽を聴いている人より本当に音楽が好きで、そこに生きがいだったり救いみたいなものを求めている人にとってとてもいい作品になっているし、ファッションで聞いている人をそっちへ引き込める魅力もある作品だと思う。

曲順にもこだわりを感じ通して聞きたいアルバムになっている。

減点理由は、やっぱりちょっと暗いかなーとおもうところと単純なサウンドの好みや曲の方向性の好み。キーボードのフレーズなんかも耳に残りやすくキャッチ―でいいとは思うが個人的には流れるようなフレーズが好きなので若干の分断感が苦手。有機的にフレーズ同士をブリッジしていければ個人的にはもっと好きなれそう。

 

おすすめトラックは…「だけじゃないBABY」

 

是非曲順通り聞いていただきたいが単体でもすごくパワーのあるこの曲をお勧め。

もっささん作詞作曲のゆうなも時点で推せるくらいにいい曲だと思う。

初アレP.3 ClariS「Fairy Party」

第三弾はクラリスの新作!

 

Track.1 overture

インストのアルバムイントロ。ハリーポッターのテーマ的な魔法や深い森の中のイメージ。アルバムを聴くに当たって耳にスイッチを入れさせる一曲。

 

T2 1/f

1/fの揺らぎをテーマにした一曲。ピアノやストリングス、シンセ、笛などのきらびやかな音色が折り重なって綺麗な歌声と並走されているミディアムテンポの曲。とっつきやすいけど残る印象は薄めでキャラソンぽさがある。個人的にはこういう曲は嫌いじゃない。

 

T3 ヒトリゴト

言わずと知れた最近のクラリスの代表曲。ブラスパートも入ったスカっぽい雰囲気にきらびやかなクラリスサウンドがバチっとハマってテンポも早くノリノリになれる曲。サビは大幅に、それでいて巧みに転調していて盛り上げも十分。

 

T4 SHIORI

物語シリーズのなんかのEDだったかな?ストリングスも印象的だがカッコいいピアノロックなイメージ。サビへのブリッジは大袈裟にしたのにいぶし銀なサビのフレーズが個人的には気持ちいい。抽象的でレンジの広い歌詞。掴みのフレーズが使い捨てなところも好き。

 

T5 CheerS

はたらく細胞のEDだったかな?記憶が…。サビが一通り終わった後の間奏へブリッジするところの歌メロ部分(なんていうんだっけ)がイントロとつながっているのがなんか好き。終始明るいんだけどサビの2回し目はドラマチックにコード進行が変わっているので繰り返しのフレーズにも変化がある。

 

T6 陽だまり

ドラムもアコースティックからエレキに、ピアノもエレピっぽい感じに、FX系も推してきて雰囲気が変わる6曲目。どっちかのソロ曲かな?ファンや相方への想いを歌っているイメージ。

 

T7 distance

もう片方のソロ?初めての切ない系が7曲目。メロは昔のEXILEとかにあった雰囲気に似てると思った。会いたいけど会えないみたいな感情が歌われているがシチュエーションは結構曖昧。

 

T8 パラレルワープ

伴奏などかなり好み。通して聞けるイカついピアノリフと逆再生やパッドぽい音が気持ちよすぎる。隙間のないフレーズが好きな自分にはドストライクな演奏。曲調は切なカッコいい感じ。歌メロは伴奏に反して若干ひっかりがないのがもったいない。

 

T9 Last Squall

これもソロかな?日本系のスケーリング、三味線ぽい音色を感じるが他のサウンドや4つ打ちで変に野暮ったい感じはなく雨のイメージを出している。更に切なく大人っぽく語りかけるようにうたわれる失恋。

 

T10 TRAVEL

なんか古い感じの曲調。そんなかわいい歌声でキメキメの曲を歌われると笑いそうになってしまう。クラリスのかわいさが浮き彫りになる一曲(超個人的)

 

T11 PRIMALove 

イントロが好きすぎて集中力爆上げな一曲。安定のkzサウンドで歌われる恋心のスケールはめちゃくちゃ大きくてそれを内包できるこのサウンドはヤバい。

 

T12 Time Tunnel

タイムトンネル。これまでの曲順を遡るように再生していく。次に何が来るんだ!?と思わせるインターリュード。

 

T13 シニカルサスペンス

イントロやっぱかっこいいの多いなおい。これまた一風変わった曲調。歌謡曲感あるんだけどやっぱ現代ナイズされていて古臭くなくカッコいい。恐らくアルバム中で一番暴力的なメロディで心臓鷲掴みな感じ。これまでの曲が前振りにもなってすげえってなる一曲。

 

T14 Fairy Party

アルバムタイトルを冠した曲。このアルバムの締めとなるこの曲はオシャレ感満載で地下劇場で仮面を被った2人がドレスを揺らしながらひらひら歌っている感じでカッコいい。ブラスとOvertureの雰囲気に似たピアノ主体のサウンドで夢の中で妖精たちと手を繋ぐ。

 

総評

 

点数:80

 

さすがクラリスという感じで折り重なるサウンドのレベルが高く曲としてもアルバムとしても完成された作品だと感じた。

 

20点減点した理由としてはやはり普段聴いている音楽よりもより大衆向けであったりすることからも歌詞が抽象的で面白みがあまりないものが多いこと、サウンド面では作り込まれた美しさがあるが歌メロに制約があるのかは知らないが盛り上がりに欠けるものが多いことが挙げられる。これらは個人的な好みであって客観的に見たら自分が採点などするまでもない良作であることに間違い無いと思う。

 

おススメトラックは…「PRIMALove」

シニカルサスペンスと迷ったがやっぱりこっちかな。

サウンドは安定のkzサウンドクラリスの音のイメージとも親和性が高くこれぞクラリスという感じも十分で、歌詞に関してはこのアルバムの中では一聴した感じ一番好きだった。

シニカルサスペンスの方もいい意味で裏切りがあったのでおススメ…だけど曲順通り聞いた方が楽しめるかも。

PRIMALoveの方は単体で聞いてもめちゃくちゃいいのでクラリス聞いたことない人にもクラリスのイメージがある人にも自信を持ってオススメできる一曲。

 

 

 

 

 

 

初アレP.2 arko lemming 「satellite 3」

暇なんですぐに第2弾

初めて聞くアーティストarko lemming 

有島コレスケさんの1人バンドで

あの有島武郎の子孫らしい!?

 

Track1 星に願いを

潔いバンドサウンドで表現される疾走感あるナンバー。熱っぽくなくクールに歌い上げられるアルバムのイントロ。巧みに変拍子なども織り交ぜてありシンプルなサウンドだが聞き応えがある。

 

Track2 日常

単純な言葉を並べながらあっけらかんと日常のままならなさを諦めていきながらでもそれでいいんじゃね?って歌っていく。跳ねるようなメロも相まって軽快な一曲。

 

Track3 スーサイド

2曲目とは打って変わってまったりとしている。歌い方も流れるようにふわっと歌っていく。美しい終わりに手招きするようなちょっとダークでゆる〜い一曲。

 

Track4 mitsumete 

ぶっきらぼうに話しかけるように歌われるポップソング。キャッチーなんだけど誰も寄せ付けないようなことを歌っているこの相反する感じが気持ちいい。見つめてその目で錆びた現実をなんてさらりとカッコいい。

 

Track5 夜明けまで

ダークなカッコ良さをよりわかりやすく出していきながら、サビにたどり着くとハーフテンポで不思議な世界に包まれていく。初耳ではなんとも言い難い曲。

 

Track6 未完成な僕らは

比較的わかりやすいミディアムバラード。サビのドラムが遊んでいてカッコいい。1コーラスで終わってしまう感じがあっさりしている。

 

Track7 人魚

なんかロックバラードしている感じの曲。なんとなく懐かしい雰囲気を孕みながら意外と普通にいい感じのことを言っている。

 

Track8 stop!(primal)

少し毛色の違う一曲。ベルの音などを混ぜながらおしゃれなシティ感。(響きとかワールドコーリングみたいな感じを思い出す。)

 

総評

 

点数…85点

聴いていると初めてJーRockを聞き出した中学生時代なんかを思い出す感じ。初期のバンプやシロップなんかとも通ずるものがあって全体的に馴染みがある曲の方向性で聞いていて楽しかった。

サウンドのバンド感もすごく好みでライブ会場でそれを鳴らしている姿も容易に想像できて良い。

サビの爆発力みたいなものや滾る衝動的な何かみたいなものはないが、彼の音楽哲学音楽美学みたいなものの強固さとそれへの共感がすごく感じられるし、外しすぎないズルいキャッチーさを含んでいるところが憎いポイント。

曲終わりに名残惜しさを感じるいい曲ばかり。

 

おススメトラックは…「mitsumete」

とっつきやすいキャッチーさもありつつ独自の世界観がよく出ているとおもう。ハーモニーも美しく、昼下がりの窓越しにボーっと眺めていたい一曲。

 

 

初耳アルバムレビュー p.1 サイダーガール 「SODA POP FANCLUB2」

楽曲レビュー企画第一弾

不定期更新でやっていきます。

 

今回はサイダーガール「SODA POP FUNCLUB2」

サイダーガールでベースをやられているフジムラさんはニコニコ動画などで活動されていた頃からの大ファンで、サイダーガールもよく聴くバンドの一つです。

 

一曲一曲レビューしていき、最後に100点満点で採点していきます!最後に一押しトラックを紹介します。

 

Track1 アクセル

アルバムのイントロ的な曲。サイダーガール感満載な曲調にゆりんさん以外の声も入っています。あんまりいいとは思いませんがアルバム完成のためのパーツ的な曲かな?

 

Track2 サテライト

 2人の行く先を衛星軌道に例えた曲。厚いコーラスワークとソナーっぽいサウンドで宇宙感を演出しています。「僕らの未来を探し旅路の途中で」というサビの入りのメロとリズム感が気持ちいい。

 

Track3 パレット

いわゆる失恋ソングを4つ打ちでサイダーガールらしくポップに、ピアノやベルでちょっと切なく描いた曲。失恋というより両思い同士だけど引き離されていくような感じかも?個人的にはちょっと感情移入はしにくい作り方。

 

Track4 化物

他とは毛色が違って不気味でおしゃれポップなメロディ、まさにポップな魑魅魍魎がぞろぞろ踊りだすような感じ。歌詞は満たされない日々と片思いに悩む主人公を悲しい化け物に見立てて進む。バッドエンドなんだけどメロも相まって哀愁があっていい。

 

Track5 ぜったいぜつめい

キャッチーなワードをリズミカルに歌う4つ打ちソング。抑圧的な日々に耐えかねた人の姿がはっちゃけた感じで描かれている。

 

Track6 最終電車

中華や日本を感じさせる音階。深夜のネオンをふらふら歩いているような感じ。失恋して未練がある情けない男を描いている。

 

Track7 ミスターデイドリーマー

イントロの流れるようなギターリフが気持ちいい。キメが沢山あってカッコいい。コールできそうなところもあってライブでやったら盛り上がりそう。夢の世界から諦観混じりに隣に座って励ましてくれる応援ソング(?)

 

Track8 スパイス

変わってアコースティックに歌われるラブソング。全編弾き語りで録音も生々しい感じ。歌のアラなんかも目立つがボーカルのファンには嬉しい一曲になったかもしれない。

 

Track9 Dialogue

今までのバンドの雰囲気からちょっとずれてピアノや、オルガン、ストリングスなども入って歌われる思い出を振り返るような歌。バンドの手広さをアピールするのに一役買うかもしれないが若干ありきたりか?この編成ならではの曲作りかと言われると?

 

Track10 スーパーノヴァ

アニソン感疾走感のある一曲。リフレインでキャッチーにピアノのフレーズでかっこよく。衝動に任せた間奏も気持ちいい。

 

Track11 約束

印象的なイントロで始まる、情熱的な青春ソング。サビへのブリッジがイカしている。やっぱりBメロからサビへの気持ちよさは知氏の曲の特徴であり武器で、それが存分に出ていて「これぞサイダーガール!」というナンバーでアルバムが締めくくられている。

 

総評

点数…60点

全体的にキャッチーでポップ。清々しいほどの4つ打ち推しで若者の心へ訴えかける歌詞。個人的にはそういう曲があんまり好みではないので若干マイナス。

コンポーザーが3人いる分アルバムとしての完成度が下がってしまっているか…。いわゆる「サイダーガールっぽさ」に乖離が生じているかなという印象。

これからまた3人が違う方向性で曲作りをしていくのならそういう風に固めてもいいかもしれないが、、、。

あと3人の作曲能力に少し差があり微妙な曲があるのも…。

乖離しつつあるサイダーガールっぽさに縛られず各々がより個性を出せれば逆にもっと良くなったかもしれない。

 

おススメトラックは…「約束」!

いつものサイダーガールを聞きたければこれ。

 

 

M-1を見て泣きそうになったという話

今さっきM-1が終わりました。熱が冷めやらぬうちに、カジサック生放送を待機しながら書きたいことをまとめたいと思います。

 

自分はジャルジャルを推していました。きっかけは今となっては思い出せませんが不思議なネタをするコンビだなと思っていました。

 

それからジャルジャルのネタを知るようになって、彼らの新たな切り口だったり、誰も傷つけない話題作りだったり、何度見ても面白い洗練されたネタに虜になっていきました。

 

やっぱり推しがいると賞レースは面白いものですね。最終決戦、ジャルジャル最後のネタをみるまではずっとドキドキしていました。

 

ネタが始まった時、まず「あ、このネタか。」ってなりました。

よくある現象ですよね。賞レースや番組なんかで見たことあるネタ。

ただ気づいたら泣きそうになってました。

 

ラストイヤー最後のネタで「ジャルジャルでーす」ってネタ…。

もうなんかかっこよすぎてお茶の間の母の隣で涙をこらえていました。

いままで誰も傷つけず、誰も目をつけなかったような笑いを探し続けて

去年なんて福徳さんは涙を流して悔しがっていて

念願の決勝最終決戦

僕たちはジャルジャルで、こんなネタを作っています。

これでジャルジャルが終わるわけではありませんが

あの舞台であのネタをやること

ある段階における集大成のようなものを感じました。

 

僕は正直このネタは見たことがあったし、感動していたしで

もう面白いんだかなんだかはよくわかりませんでしたが

勝手に僕の中でジャルジャルが優勝していました。

 

審査結果がめくれていき最後の最後

とうとうジャルジャルの名前が出ることはありませんでしたが

そのあとのふたりの何とも言えない

悔しさもあるんだろうけど

まず毎年手前で終わっていた和牛の肩を持つ福徳さんの

その隣の後藤さんの

あの表情…。

 

本気で感動しました!

 

そして霜降り明星おめでとう!